BLOG

ブログカテゴリー

スタッフが結束するための7つのステップ 〜歯科医院の人材育成術〜

スタッフが結束するための7つのステップ

院長は、診療業務と医業経営を同時にやらなければいけません。そして、そのご苦労は、なかなかスタッフに分かち合えないのではないでしょうか。
どうすれば、順調な経営を続けながら、診療業務に専念できるのでしようか。
それは、自分のスタッフを育てて、院長(経営者)を支える体制をつくり上げることです。
人材を育成して、スタッフとともに、日常の臨床業務を効率的に行いましょう。DA、DHの役回りと業務分担を行って、スタッフに支えられる経営体制を構築していきましょう。

チーム力を伸ばす7つのステップ

1. 経営者の理念を明確にする
院長(経営者)が、何を目指しているかを、再確認して、自身の診療・経営理念を明確にします。

2.   理念の共有化、スタッフからの共感
診療・経営理念の理解をスタッフに求めます。カンファレンスを行ったり、ミーティングを開いたり、院内イベントを持つことにより、お互いの理解を深めます。

3.   スタッフの仕事と経営理念
個々のスタッフに 仕事の内容を、明確にし、目標を定めます。この段階で、仕事の量と生産性についての把握が必要となります。

4. スタッフの仕事の評価
スタッフの目標に基づき、個々のレビューをします。  効率性、コミュニケーション能力、専門的知識、専門的な仕事な技量 など、多くの視点から、評価します。

5. リワードの設定
よく働いてくれるスタッフ、より貢献度の高いスタッフ、 よりコミュニケーションが円滑なスタッフ、より効率性の高いスタッフ がいます。医院経営にとって、理念の達成に向けて、より素晴らしいスタッフに、リワードを設定します。

6. 評価についてのフィードバック
必ず、スタッフからの意見を確認します。 話し合いの中で、評価について、不満を解消することが大切です。

7. スタッフの成長のために
スタッフの成長は、医院の成長につながります。 いかにサポートできるかも、話し合い、相互理解を深めましよう。この段階で、スタッフの成長のためにどのような研修が必要かを話し合い、予算を立てましよう。 日々の実務や医院が提供する研修を経て、5年後、10年後のスタッフの成長した姿を思い描くことまでおこないましよう。

以上のステップを繰り返すことにより、スタッフが、経営理念を理解して、医院のために働くことができるようになるとともに、自分の足りない力や能力を開発していくことになります。また、自分の未来のために、ともに働く姿勢は、医院内の雰囲気を、良好にします。

スタッフは、理解し、共感することにより、納得して仕事に邁進します。理念の達成に貢献していると評価されることにより、働くことに幸せを感じます。 また、自分の仕事が評価されることによる満足感は、院内の人間関係の円滑化にもつながります。

上記の7つのステップは、どれもとても大切ですが、どのステップに、重点を置く必要があるかは、医院によって異なります。  それぞれ、分析方法などのツールがありますので、インタビューを交えながら分析を進めることにより、最適な方法で進めることができます。

新たにスタッフを採用するにはコストがかかります。また、そのスタッフを育てるには、さらなるコストと時間がかかります。せっかく育った人材の流出は、経営にとつて大きなダメージになります。

スタッフが辞めてしまう理由は
・自分が在籍している組織に疑問がある
・チームに信頼関係がない
・仕事が忙しすぎる
・頑張っているのに評価してもらえない

上記が主な理由です。これらを防止するのに、前述の7つのステップが有効です。

院長が人材育成に取り組む真摯な姿勢が伝わると、個々のスタッフは、働くことの喜びを実感し、院長のために頑張ってくれるカルチャーが形成されていきます。 よい雰囲気の医院はスタッフの満足度が高く、お互いのコミュニケーションが円滑です。

医療施設においては、このコミュニケーションが患者満足度,作業効率や正確性などを左右します。長期間従事しているスタッフから、新人さんへの円滑な指導があると、より一層質の高い医療サービスを提供することができます。

次の記事では、より具体的なイメージがもてますように、ステップ1からの具体的な分析方法について例を示しながら説明します。

【伊藤美奈子(株式会社 一助 代表取締役社長】
本稿にご関心をお持ちの方へ(プログラム)

契約・契約後の流れ